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粉瘤腫

 

粉瘤腫(別名:アテローム)とは、皮膚に袋状の構造物ができてしまい、その袋の中に角質や皮脂がたまって徐々に大きくなっていく良性の皮下腫瘍です。背中や顔、首にできることが多いですが、全身のどこにでもできます。
皮膚のすぐ下にコロコロとしたしこりができて、数か月しても消えない場合は粉瘤腫を疑います。自然に放置しても消えることはほとんどありません。腫瘍の中央に黒い点(図1)があることが多く、この点で皮膚の外と腫瘍内部がつながっています。多くの場合症状はありません。

細菌感染を生じることがあり、そうなると患部が赤く腫れて、痛みを生じることがあります(感染性粉瘤腫)。

原因・症状

袋状の構造物ができる原因ははっきりとは分かっておりません。多くの場合症状はありません。強く圧迫すると中央の黒い点から白色の角質物が出てくることがあります。感染すると痛みを生じます。顔にできた場合は半球状に隆起するため目立ちます。おしりや背中に生じた場合は、座ったり寝たりするときに圧迫感を感じることがあります。

検査

視診、触診で診断できることが多いため、特別な検査は不要です。ごくまれですが、他の腫瘍との鑑別のためにエコー検査、CT検査をすることもあります。

治療

粉瘤は自然に消失することはないので局所麻酔をして手術で切除します。粉瘤を切除するときは表面の黒い点を含め、腫瘍の真上の皮膚をつけて切除します。感染した粉瘤(図2)は内部の膿や角質を出すために局所麻酔をしてから腫れている部分をメスで切開し、内部をしっかり洗浄します。切開、排膿後は傷を開いたままの状態にして傷が自然に閉じるまで経過をみます。一旦傷が閉鎖してから後日に残っている農が排出した場合は再度処置を行うことがあります。

 

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